ウムリンとは?
20年以上の研究の末、発見された
特定の梅抽出物「ウムリン」は
卵子を包み育てる顆粒膜細胞を酸化ストレスから守り
卵子の老化を防止する唯一の有効成分です。
卵子の老化とは
高齢になると卵子の成熟にかかわる排卵時に生じる酸化ダメージを
受けやすくなり、変性卵が増えます。
卵子の老化がもたらす不妊への影響
有効成分ウムリンの研究は、和歌山県でニワトリのエサに特定の梅抽出物を加えたところ
産卵率が飛躍的に向上し、卵の質も上がったことからスタートしました。
2010年レディースクリニックの協力のもと、妊活女性に対する臨床試験が始まり、
以前から体外受精や顕微授精などの治療を受けてきたが妊娠できなかった
難治性の不妊症とされる女性16人(平均年齢39.4歳)にumulinを使用したところ
受精率の向上が認められ、この試験結果は医学論文として学会で発表されました。
なお、現在も臨床試験は継続中で200以上の症例データが蓄積されており、高い妊娠率を維持しています。
umulinとDHEAによる
卵の老化抑制効果のしくみ
臨床試験では難治性不妊症の患者がウムリンとDHEAを服用した場合の妊娠率を調べました。
梅抽出物ウムリンの抗酸化作用は、加齢により増大する酸化ストレスから
顆粒膜細胞を保護することで、
卵子の老化を抑制していると考えられています。ホルモンバランスが整っている場合は
DHEAは必須ではないことも研究の末分かってきました。
無添加周期では顆粒膜細胞の変性、細胞死が見られた一方、
DHEA&梅抽出物周期では顆粒膜細胞がきれいなまま推移しました。
同一人物の顆粒膜細胞。無添加周期では変性胚が見られた一方、
DHEA&梅抽出物周期では顆粒膜細胞が正常化して受精卵も良好に発育しました。
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